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何のために生まれた

2011.03.27 *Sun*
分身 (集英社文庫)分身 (集英社文庫)
(1996/09/20)
東野 圭吾

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クローン問題は今となってはあまり新鮮味はないけど、だからといって読んでいて退屈ということはありませんでした。
毎回のことだけど、どうして東野さんは、こういった特殊な状況におかれた、しかもハタチ前後の女の子の気持ちをここまで繊細に描写できるんだろう。
何かの目的で生まれてきた人がそれを知ったときに苦しむのなら、何の意味もなく生まれてきた方が幸せなんだろうか、とぼんやり考えた。
でも、そうじゃなく、生きる意味を誰かに決められて生まれてきたことが不幸なのであって、やっぱり自分で探すべきということなんだだろうか。うん。

にしても、本を読んでいる間は現実逃避できていいな。今はこれしかない。
category : 読む

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