This Category : 読む

夜明けの街で

2011.10.02 *Sun*
夜明けの街で (角川文庫)夜明けの街で (角川文庫)
(2010/07/24)
東野 圭吾

商品詳細を見る


かなり前に読んだ作品ですが、映画化ということでもう一度読んでみました。
物語は、ラブストーリー?というか、不倫の話だけど。
妻子がありながら、ほかの女性に急速に恋に落ちていく主人公の心情がとにかくリアル。
わたしは結婚していないのでわかりませんが、結婚している人が読んだら、自分が同じ状況に置かれたらどうしよう?と、普段「不倫なんてするやつは馬鹿だ」と思っている人だって、そう思うんじゃないかな。

この間大学時代の友達と話していたとき「既婚者とデートするなんて時間の無駄」という友人がいて、彼女は若い学生と付き合ってる友人にも「何年も待つなんて時間の無駄」と言ってましたが(笑)
すぐに結婚したいんだったらたしかにそうだけど、わたしは決して無駄だとは思わないけどなー。
どんな相手でも、出会いは絶対に人生において財産になると思ってますが。

結末は、というか秋葉の心の内は、本当はどうだったんだろう。
文字だけだとどうとでも解釈できるので、映画で見て、役者さんの表情で読み取りたい。
秋葉役は深田恭子さんらしいけど、結構難しいと思うなあ、この役。
できれば映画館に行って確かめたいと思います。
category : 読む

仮面舞踏会

2011.10.01 *Sat*
マスカレード・ホテルマスカレード・ホテル
(2011/09/09)
東野 圭吾

商品詳細を見る


夜更かししていい金曜日の夜だったので、23時過ぎから2時過ぎまで3時間で読んだ。
夜中のせいもあっただろうけど、読み進めていくうちに背筋がぞくぞくして怖くなってきた。
いつ何が起きるか分からない緊張感が最後まであって、夜中でも途中で止められなかった。
この感じはやっぱりさすが東野さんです。
今年の3部作、「麒麟の翼」(加賀恭一郎シリーズ)、「真夏の方程式」(ガリレオシリーズ)と続いての最後の作品だったけど、主人公のキャラクターが最近では珍しく完成されていない人物だったなあという印象。
新田も尚美もふたりとも。
そのおかげで、すごくもどかしい感じもしたけど、それがいいのかもしれない。
ラストもベタですが、このふたりなら。
映像化されたら誰が演じるのかなあ?とそれを思い浮かべながら読んでました。

というか、やっぱり一流ホテルはすごいんだなー。
いつもビジネスホテルですが、一度くらい贅沢して一流ホテルに泊まってみたいと思いました。
category : 読む

夏休みの夕暮れ

2011.06.12 *Sun*
真夏の方程式真夏の方程式
(2011/06/06)
東野 圭吾

商品詳細を見る


ガリレオシリーズ最新作。
表紙のとおり、題名のとおり、湯川先生の夏休みのお話。(雰囲気だけ。実際はお仕事。)
全体の雰囲気で、HERO特別編を思い出しました。
わたしはあの特別編がものすごーく好きなのだ。
映画版なんかよりずーっと好き。
まだ梅雨に入ったばかりで、実際はじめじめして空気はまだひんやりするけど、読みながら、夏に飽きてうんざりしている頃の、夏休みの終わりかけのちょっと切ない感じを思い出した。
恭平くんがごく普通の男の子なんだけど、可愛くて魅力的だ。
そしてその恭平くんに接するときの湯川先生はもっと可愛くて魅力的だ。
ふたりで実験するシーンは波のキラキラが目にみえるようだった。
ひと夏の思い出、という感じで爽やかに終わってもいいと思うんだけど、そこをただのすっきりで終わらせないところが東野圭吾作品。
きっと恭平くんはあと数年後、湯川先生のゼミに入ってくるんだろうな。
いろんなもの乗り越えて、会いに来てくれると思う。
category : 読む

読書好きとは言えないけれど

2011.06.11 *Sat*
たまに本を読むのは好きです。
現実逃避するには一番うってつけ。
自分の性格上、いろんな作家さんとか話題になった本を読むというより、好きな作家さんだけを徹底的に読む。
小学校の頃は子供向け恋愛小説(?)にはまっていたし、浅田次郎さん、奥田英朗さん、など経て。
今は東野圭吾さんです。
3年くらいかけて8割くらいの作品は読んだと思います。
今回、新刊の「真夏の方程式」を買ったら、全タイトルのご本人コメントが読める公式ガイドなるものが付いてきたので、今まで読んだ作品を思い返しつつ、また読みたいものもあったり。
需要はないと思いますが今まで読んだ東野作品の中で好きな作品ベスト5を挙げてみます。

 ◎容疑者Xの献身
ガリレオがドラマ化されたあとに、たぶん初めて読んだ東野作品だったかもしれない。
ミステリーでこんなに心を揺さぶられるとは思わなかった。
わたしは自分でトリックを解明してやろうと思って読んでいないので、それが明かされたときの驚きは頭が真っ白になって天地がぐるぐる回るくらいの衝撃。
そして、泣けます。
ミステリーで、しかもガリレオシリーズでこんなに泣けるとは。
王道かもしれませんが、外せません。

 ◎悪意
これも、最後の最後にどんでん返しが。
容疑者X~とは正反対、まさに「悪意」が根底にある。
加賀恭一郎でなければ真実を暴けなかった事件じゃないかと思います。
人間というものは恐いものだ、と、ただのミステリーで終わらないところが東野さんの凄さです。

 ◎使命と魂のリミット
職業上、医療系の映画やドラマはほとんど観ないです。
なぜなら「そこでそんな言葉を使うのはおかしい」「道具の使い方がおかしい」など細かいところが気になってストーリーに集中できないことが多いからです。
だから、この本も期待度は低く読み始めたんですが、終盤に行くに従っての盛り上がりがまるで映画を見ているような緊迫感で、途中で止めることができず一気に読みきってしまいました。
専門的な部分も丁寧な取材で、全くおかしいと感じる部分がなかった。
何よりも、医療関係者に対する期待、叱咤激励、尊敬が描かれていて、わたしもがんばらねば、と思わされました。

 ◎時生
読み終わったときの爽快感がナンバーワンです。
切なくて悲しいんだけど、とても気持ちよく泣けます。
登場人物の魅力に引き込まれる。
バカだけど憎めない。
テーマも比較的難しくなく読みやすいので、東野作品を読んだことがない人には読んでもらいたいです。

ベスト5と書いたくせに4つ挙げたらもう一つで迷ってしまったのでベスト4で。
「白夜行」「幻夜」はとにかく圧倒されます。
そして、東野さんは雪穂とか美冬のような女性がタイプなんだな、と。(実際、そうおっしゃってたことがあったらしい)
こういう女性がタイプといえば「流星の絆」の静奈もそうなんだけど、とにかく容姿端麗で頭のいい女性。
その男性版が加賀恭一郎なのかなあ。
加賀さんは人間的な部分も少しは描かれているけど、基本的には完璧な仕事をする刑事ですからね。
避けては通れないだろう「秘密」「宿命」「片思い」「手紙」どれももちろん好きです。
「さまよう刃」も素晴らしい作品だけど読み進めるのと結末が辛すぎて二度と読みたくないです。
二度と読みたくないといえば「殺人の門」で、後読感の悪さがピカイチです。(褒め言葉)

これから、今日買ってきた最新作読みます。
全く内容を知らないので、期待がすごくあるけど、どうだろう。
今年は作家生活25周年ということで秋にも新作の予定があるし、楽しみです。
category : 読む

想像力

2011.04.19 *Tue*
パラドックス13パラドックス13
(2009/04/15)
東野 圭吾

商品詳細を見る


今まで読まなくてこのタイミングで読んだのはまったくの偶然なんですが、読み進めていきながら何度も驚いた。
描写のすごさに。
正確に言うと災害を描いた小説ではないんだけど、この物語の中では今回と同じように街が瓦礫の山と化し、何度も余震が起きそのたびに人々は怯え、食料や水を確保するのに知恵を出し、津波まで襲ってくる。
発売当初にこの本を読んだのではあまりリアリティが感じられなかったかもしれないけど、この本で起こっているようなことを実際に目の当たりにしたばかりの今だったら、映像も恐怖感も想像するのは難しくない。
ついこの間起こった災害を思い、こんなふうに恐かったんだろう、そして今もこんなふうに苦労されているんだろうと、なぜか今までで一番実感できた。
次々に作品が映像化されてる東野さんの作品なので、この作品もいつか映像化の話があるかもしれないけど、CGでこの活字の描写を再現するのは難しいんじゃないかな。

本題ですが。
気づいたら自分を含め数人の人以外すべての人が消えていたら。
同じ状況に置かれたらどうするだろうなあ。
少なくとも誠哉のように全てを前向きに考えて行動はできないんじゃないかな。
特に2回目のP-13現象の時にどうするか・・・答えは出せないな。
category : 読む

Calendar

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Categories

Recent Comments

Mail Form

名前:
メール:
件名:
本文:

In Blog Search

Archives

 

Copyright © Key Of Life All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材:ふわふわ。り)